Yesのライブ参戦レポート

感じた想いをそのままに参戦したライブをレポートしていきます。

HOLIDAY INN BLACK at Ebisu Liquidroom

今年で開催3回目となるリキッド・ルームとロック・エディター鹿野 淳がプロデュースするロック・パーティーということで、なかなかライブ以外も充実したイベントでした。
まず協賛元でもあるタワレコが急遽イベント名の入ったタオルを黄色と青色2種類提供。洗ったらすぐぼろぼろになりましたが太っ腹なタワレコに感謝!15時~22時までイベントがあったので、観客も疲れて大変だろうからという配慮から、2階に休憩できる芝生エリア+DJブース(オセロなどのゲームも常備・生演奏あり)や、整体体験コーナー、耳掻きサービス(膝枕付き)、タワレコカフェ1コイン(500円)メニューも用意してあり、ライブ以外も楽しいものでした。

 

NICO Touches the Walls
DJ鹿野氏がお勧めのバンドということでしたが、自分の嗜好にも合わないということで
いまいち惹かれるものがありませんでした。ロック?ラウド?メタル?よくわかりませんでしたが騒音サウンドの演奏をしつつ、Voがクリアーな高い声で絶叫していて、正直このバンドは歌わない方がいいんじゃないか?と思いました。(歌が下手というわけではなくむしろうまく歌っている方なんですが)

セッティングの合間を利用した鹿野氏とAIRのほのぼの対談タイム。
AIRのオーストラリア武者修行話が中心で、「オーストラリアで住んでいた所ではコアラが普通にそこらにいて、木を見上げるとコアラが、道を歩いているとコアラが、信号待ちしているかのようにベンチにコアラが…」というのに笑えました。一瞬、コアラがベンチに座っている姿が見えるような気がするほど、のほほんとした対談でよかったです。

 

GREAT ADVENTURE
酸欠を起こしかけてしばらく休憩していたので、余り演奏は聴けませんでした。
どうやら、サマソニ大阪やエゾロックにも出ていたバンドのようでしたが、自分の好きなジャンルでは全くなかったです。

 

AIR unpluged live(ギター弾き語りVergion)
過去2回バンド形式でライブを聞いて正直歌唱がいまいち、という印象があったのですが、終始一貫してよどむところのないクリアボイスが響き渡り、観客は全身を耳にかえて聞き入っているように感じました。いやはや、かなり見直しましたよ。
弾き語りのため、演奏がアルペジオ一辺倒でめりはりが少なく感じましたが……
逆に声のよさが際立ったように思います。全体的に静かに聞き入っているところ、隣にいた人がAIRに合わせて歌っていたのがかなり迷惑でした。バンドならともかく弾き語りで、隣の人のカラオケコーラスなんて聞きたくもないですねぇ。

 

BOOM BOOM SATELLITES
テクノロックというバンドといえばいいのでしょうか?曲のノリはテクノなんですが、
生ドラムに超早弾き生ベース、ちゃんとしたメロディーラインを歌うギターボーカルで、テクノが好きではないのですが思わず演奏に聞き入ってしまいました。前述したGREAT ADVENTURENICO Touches the Wallsもラウドっぷりなら同じ感じなのですが、スタイルがある音、というのでしょうか?体が覚醒するような演奏でしたので格の違いを明らかに感じました。気になる人は是非ライブで体感してみてください。一応、ビートにのって踊ってはみたもののやはりテクノは嗜好に合わず3曲目ぐらいでリタイアしました