Yesのライブ参戦レポート

感じた想いをそのままに参戦したライブをレポートしていきます。

YMCK「ファミリーデイズ」リリース ワンマンライブ at Daikanyama LOOP

YMCK「ファミリーデイズ」リリース ワンマンライブ at Daikanyama LOOP

8bitサウンドの代表格的ユニット【YMCK】が、4年振りのアルバムをリリース+初のワンマンライブを開催するとのニュースが突然入ってきた。1stアルバム収録「Magical 8 bit tour」にK.Oされてからの地味なファンとしては、彼らがどういうスタイルでライブを演るのか興味津々であったので、即チケットゲット!アルバムリリースに伴うライブとしては、この日のみという事もあり、当然の如く瞬く間にチケットはSold Out。打ち込みサウンドが好きな嫁を誘って夫婦での参戦となった。

僕の中の彼らについての知識としては、男女3人組、という情報だけ。見た目も年齢も、どういう人達がやっているのか、どういうメンバー構成で、どういう演出で、どういったライブを見せてくれるのか?ある意味情報ゼロの状態で期待だけが募るばかり。
ステージ上にはスクリーンが中央に、その両サイドに卓+Mac Book Airがそれぞれ1台ずつあるというシンプルな構成。
こういう時にやっぱり【Appleロゴマークがどれだけ雰囲気作りやアーチストとしての説得力をどれだけ持たせるのか理解できた気がする。これが【HP】や【Acer】,【Asus】じゃあやっぱり駄目。打ち込み系アーチストとして胡散臭さが出てしまう。一歩ひいて【Vaio】でもやはりしっくりこない。どうしても洒落乙音楽にはこの【Appleロゴ】はどうしても欠かせない事を開演前の音響設備で分からさせられるとは。

 

YMCK

そうこうしている内にスクリーンに映像が映し出され、それを合図にメンバー3人が登場。どうやら映像をバックにシンセやアプリなどを合わせて演奏するスタイルの様だ。とは言っても、ただ単にバックの映像に合わせて演奏している(フリ?)をするだけではない。iPadのアプリ(独自でプログラミング処理を施されたオリジナルAppsだと思われる)で、バックの映像をコントロールしながら楽器も合わせて演奏しているという高度なステージング。観ている側は、彼らがいつどのようにどうやって同期・リンクさせているのかがまったく分からない、まるでマジックショーを見ているかのようなギミックたっぷりの今まで目にした事が無い驚愕のパフォーマンスに終始驚かされっぱなし。
途中、変なラップブラザーズがゲスト出てきて、コラボし始めたが水と油の様に全く融合できず違和感だけが残ってなんだか収拾がつかない状況になっていた気がしたが(個人的にはこのくだり、全く要らなかった)、打ち込み音源と映像とをプレイヤー側でコントロール、またはプログラミング制御しながらKeyの生演奏も交えるインテリジェンスで相当高度なパフォーマンスは、まさにIT世代の申し子ユニットといっても過言ではないでしょう。本当に終始驚かされっぱなしのライブだった。それにしてもボーカル太りすぎじゃない?やっぱり一番の印象はこれ。柳原可奈子ライクというべきか、あのキュートな歌声とどうしても結びつかない関取ライクなルックスに若干引いてしまった。こういうお洒落で都会的で洗練された音楽を奏でるミュージシャンには見た目にも気を遣って貰いたいもんですな。