Yesのライブ参戦レポート

感じた想いをそのままに参戦したライブをレポートしていきます。

Layne presents「ON THE RUN vol.4」live at Shimokitazawa Garage

LayneとSongbardsの2マン。この極めて近い音楽性を持った最も個人的期待値が高くて熱い両バンドの対バンライブとあって、情報入手後に即チケット購入。下北沢ガレージ、何気に初めて訪れるライブハウスな気がする。

 

・Songbards

【The La's】の”There she goes”をバックにステージに登場してきた神戸からやってきた現代の【ビートルズ】と評されている4人組ロックバンド。去年発売されたミニアルバムの中の一曲”Inner lights”を去年死ぬほど聴きまくったので、彼らのライブを目撃できる日をずっと前から非常に楽しみにしていた。4人とも高身長でドラム以外はマッシュルームヘアーという彼らの音楽性とマッチしたファッション性も◎。ベースはFred perryのポロシャツを着用、もう自分の好みとドンピシャで一緒ではないか。仲の良さを感じさせる妙に息の合ったバンドサウンド、特にドラムの安定感が突出しており、それがとても心地良い。まるでリンゴスターがジョンボーナムに変わった【ビートルズ】の様だ。ただひとつ残念だったのが、お目当ての楽曲【Inner lights】の前曲で、リードギターチョーキングし過ぎたためにチューニングが狂ったままで大好きな楽曲を若干ズレた不協和音で聴く羽目になってしまったこと。それから終演までずっとチューニングが狂ったまま演奏を続けられてしまった事。またさらに追い打ちをかけるようにVo/Guitarの弦が演奏中に切れてしまい、急遽【Layne】のVoのFender Jaguarを借りて演奏する事になるなど若干トラブル続きで場馴れしていない明らかな経験不足を感じてしまったのも事実。次回は万全の状態での彼らの演奏が聴けることを期待したい。

 

・Layne

本日の2マンを企画したバンドの登場。彼らを知ったきっかけは、フジテレビの音楽番組”Music lovers”の若手注目株のバンド特集での放送回だった。そのキラキラしたギターとModsスピリッツ丸出しの親しみやすいUKロックサウンドに瞬く間にKOされてしまった自分は、すぐさまアルバムを購入し、よくよく聞いてみると我が敬愛するThe Collectorsの影響が非常に強いバンドである事が分かり(ザコレのGt:古市コータロー氏のソロ作にVo:萩野氏が一曲提供している)、彼らの楽曲を気に入らないはずがなかったという。という事で今日までずっと彼らの音源を聴きまくりながら満を持してのライブ初参戦である。まず、萩野氏の身長がでかい。そしてカリスマ性が半端ない。生温いMCも全く許せてしまうほどのミュージシャンとしてオーラがある。こんな小さい箱で収まっていいような器ではない。勿体ない。キラーソングの2曲もさることながら、”Boys be ambitious” とサビで高らかに歌う疾走感が魅力的な新曲に完全にKO。是非一日も早くリリースして欲しい。

 

あらためていう必要がないくらいに大満足の俺得2マンライブだった。