Yesのライブ参戦レポート

感じた想いをそのままに参戦したライブをレポートしていきます。

「MUSiC」フェス ~私立恵比寿中学開校10周年記念 live at 赤レンガ倉庫

地元横浜で開催されるエビ中主催のロックフェス。会場は横浜赤レンガ倉庫の屋外特別会場。アイドル主催のフェスだからどうせ出演するのはアイドルばかりなんじゃないの?と思いがちだが、出演アーティストはこれまでライブ見てみたかったバンド、ミュージシャンばかりで、姉貴分的存在としてももクロの出演が決定した時点で参戦を友人Oと決定。場所も赤レンガという自宅から比較的近いというのと、入場してからの入退場は自由というフレキシブルな条件もあり、息子のフェスデビューの場としても最適ではないかと思い、家族での参戦に踏み切った。幼児の初参戦なので、朝から晩までの長時間は無理だろうと判断し、また朝から大雨に見舞われた事もあり、午後のポリシックスからの参戦にした。

 

POLYSICS

トリオ体制は見た事があるが、現4人体制になってから初めてとなる。残念だったのが知っている楽曲が数曲しかなかった事。正直彼らにとってはアウェイな状況だったので、もっと代表曲のオンパレード的な選曲にすべきだったのではと感じた消化不良気味のライブだった。

 

ももいろクローバーZ

数年前の氣志團万博以来になる。基本天候に恵まれる彼女たちなので、今日の悪天候も吹き飛ばしてくれるだろうと思っていたら、予想通りももクロ出番前に雨上がる。もう神懸かっているとしかいいようがない。開始前にリハが行われ、しおりん以外のメンバーのマイクチェックが行われたが、夏菜子の歌唱があきらかに向上していてマイクチェックのボイスだけで鳥肌が立つほど。継続は力なりだなあ。先月5th albumをリリースしたばかりなので、そこからのリード曲からライブはスタート。やはり歌番組などで歌う機会が滅法減ってしまったせいか、モノノフ以外の観客達のノリは冷ややか。個人的にもinvisible manners曲はメロディが弱いと感じているのでフェス向きではないな。こういう時のMC力というか、観客を盛り上げ惹きつける彼女たちのトークスキルは流石の一言。会場をベシャリだけで軽く温めた後にここからフェス用のノリの良い代表曲のオンパレードで会場全体のボルテージはMAX。最後の労働賛歌で頂点に。少し残念だったのが、1万人収容規模の会場に対してメインスピーカーが小さすぎた事。また終始吹き荒れる強風の為に、低音が流されてしまい、後方のエリアにはしっかりしたサウンドが鳴り響かなかった。最も割りを食ったのはゲスだったろう。

 

岡崎体育

初体育ライブ。wowowなどでその良く練られた面白おかしいライブパフォーマンスは知っていたけど、彼のことを知らない人も全員盛り上げられる構成力というかパフォーマンスは素晴らしい。自虐ネタも盛り込むつつタイプの違う楽曲をいろいろなネタを仕込んで楽しませてくれる、MACを駆使しながら新時代のエンターテイメントの新しいフォーマットを構築している気がする。

 

ゲスの極み乙女

こちらも初ゲス。あの騒動以前も以後も密かにずっと彼らの音源は追い続けている身としては待ちに待ったライブ参戦だ。まず感じたのは、華のあるバンドだな、そして個々の音楽的スキルはセンスが非常に高いなということ。圧倒的美人のほないこかと小柄で普通に可愛いちゃんまりのルックスもプレイも素晴らしい女性陣、屋台骨を支える確かな演奏力と良い意味で癖のある見た目がインパクト大な休日課長、そしてなんだかんだいっても川谷絵音のカリスマ性と才能は疑う余地が無い。本当に物凄いメンバーが揃いも揃ったバンドだとこの日のライブを観て再認識した。

 

フジファブリック

フジフジフジQ以来になる。あれからトリオバンドとして何枚も作品をリリースしてライブも経験して、もうあの頃の即席感のあるボーカリストではない彼らを見ることができた。素直に主催者の女の子達にリスペクトを込めた真面目すぎるステキなMCから彼らの人柄の良さを感じつつ、着実にトリオバンドとして歩み始めている彼らを目の当たりにして少しだけ目頭が熱くなった。

 

私立恵比寿中学

幼児を連れての長時間ライブ観戦は非常に難しい状態になったので、申し訳ないが数曲で退散。初エビ中を目撃した所感として、宇宙交響曲〜のヲタク度が強かった一番熱い頃の元モノノフ達が、完全にエビ中ファミリーに流れたような印象を感じた。