8回目のREAL LIVE。今回は前回の失敗を反省して時間に余裕を持っていったのですが、会場時間になってもあまりの人の少なさにちょっと引いていましたが開演時間になるとポツポツと増え始めちょっとほっとしていた時にライブ開始になりました。
・METORO TRIP
ネオアコにボサノバなど初期フリッパーズのようなサウンドで最近ときどきCDを見かけるユニット。アルプスの少女ハイジに出てきそうな女性ボーカルにそのボーカルとはかなり歳が離れていると思われる妙な動きをするAg（ガット弦だったからクラシックギターかな？）、地味だけどチョッパーなベース、年季の入った完璧な音色を奏でるおじさんGなどメンバーの共通点がまったくないのでどういうつながりで組んだバンドなんだろうと思っていたら、VoとAgの2人ユニットで後はサポートメンバーなようです。どうりで。ノリの良い踊れる爽やかな楽曲はなかなかよかったですが、自己満足的なバラードがかなり退屈でした。でもGとBaは上手かったな。インディーバンドなのにどこで捕まえてきたんだろうか。
・K.P.M
キュウイ、パパイヤ、マンゴーの略らしいです。奄美大島出身であろう（予測）大陸的なメロディに空間的なサウンドでトリップさせるような感じ。とにかく曲も演奏もどれもかなり退屈で、最後まで聞いているのがかなりしんどかった。特にシンセの音がかなり苦手です（ヤマハシンセのCMで鳴っている様な音）。
・ワイルドマイルド
千葉大出身の4人バンド。正統派ポップロックサウンド。キャッチーでメロディアスな楽曲（3人のソングライターがいる）はどの曲も多少似通っている気がしましたが、それを音を変え品を変え演奏によっていろいろと変化させているのがよかった。何よりメンバー全員が同じベクトルに向かって非常に楽しそうに演奏していたのが非常に好感が持てました。僕の表情も見ていて自然と綻んでいきましたからね。「発熱フィーバー」に「エチュード」という曲はかなり気に入りましたし、これから是非頑張って欲しい。
・POLY ABC
このバンドが目当てで見に来たようなものだったのでかなり楽しみにしていましたが、正直がっかりしました。大好きな「merric」「a camp」などもちゃんとやってくれたのですが、最悪なのは雰囲気の悪さ。このバンドの核である見た目が伊集院光なGのさむすぎるMC、それを分っていて何もフォローをしなくいらいらしだす感じの悪いVoととにかく見ていてバンド間の中が上手くいっていない様子があからさまでした。MCは唯一好感が持てたベースにすべきだと思います。最後がワイマイ（ファンはこう呼んでいるらしい）だったら気持ちよく帰れたのに。JASRAC側のセッティング順番ミスですね。
