Yesのライブ参戦レポート

感じた想いをそのままに参戦したライブをレポートしていきます。

DOOBIE BROTHERS secret live at Tokyo Kosei-nenkin kaikan

GODIEGOを招待してくれたT氏からの情報を得たのは先週のことだった。今回は、ドゥービーブラザース。今回も、また僕の聴いてきた音楽のスキマを縫うようなアーティスト。
招待ですが、募金必要とのこと。募金しましたよ。不意を突かれましたが、良いことです。正直、その使途が不明ですが、まぁそういうことにしておきます。

…そして席を探す。
思えば同行した親友Yとサシで会うのは久しぶりで、何故か(微妙に)離れた席になりチケット配布をした係員の機転の無さに愚痴を溢し、音楽よもやま話に花が咲き、桜も満開したところで、開演。

…とは行きませんでした。
今回のイベントは地球環境を考えるのが主旨。まずは主催者の挨拶と、第一部、専門家の講演。各氏より海の生物の話を聞き、本題に入ったところで持ち時間終了と言う展開に苦笑。(といってもそれは30分程度の小話のみで、時間の大半は彼らに注がれているという、不思議な構成。恐らくは、ウドーが客寄せに仕込んだのでしょう。)それでも海洋生物と生命・進化の神秘に興味が高まったし、良かったかな。

…そして休憩時間。席を離れたところで、T氏を発見。早々と挨拶を終え、席に戻ろうとすると、ゴツイおっさん発見!高山善廣だ。でかいなー、レスラーは。(実はその時は名前浮かばず。帰ってから名前探すのに30分かかった。

…やがて第二部。ついに本編、ライブの開演。気づけばこの休憩時間に会場は7割近く埋まり、気づけばずいぶんにぎやかな感じに。そして、シークレットだったはずのアーティスト紹介に、ワーという歓声。なんだ、皆、知ってるんじゃん。演奏が始まった。ギターx3、ベースx1、キーボードx1、サックスx1、ドラムx2と言う8人編成。音に幅ありそうな予感。(終演後、親友Yが音の幅を取るためとの分析をしていた。確かにそうかも。)それが予想だにしない方向で、冒頭からしてやられた。ギター3人、ダブルネックと思っていたが、実は2本も抱えていたのだ。アコギはスタンドにセットされ、揺れて見えるネックはエレキ。そんな食いしん坊な大道芸人技、ライブでははじめて見た!また歌いながらエレキを弾き、ステージ前面へ、そして再び走ってマイクへ…開演中、これを何十回繰り返したのだろう。だったらマイク前にいろよ、と言ってやりたかったが、ベーシストの必死さに笑のツボをつつかれ、許すことに。(思えばエアギター世界一の、おおち見たいな機敏な動きだった。)
それにしても、ぴったりジーンズに破れたジーンズ、ヒゲ、長髪、帽子、黒服、どの要素をとっても渋いね。彼らなりのロック的風貌に驚いたなぁ。…などと中傷しているかのようですが、結構気に入りました。
最後に、実は冒頭で彼らのことをスキマと表現したが、実はこの半年間、上司の好みに付き合ってドゥービー三昧の日々を過ごしてきた。親友Yには申し訳ないが、8割近く知っていたおかげで、結構楽しめた。自分の好みと違ったアーティストを名まで見るのは決して悪いことではないなと、実感した夜でした。