Yesのライブ参戦レポート

感じた想いをそのままに参戦したライブをレポートしていきます。

ROCK'N ROLL SUNDAY at shibuya duo music articts

渋谷Duoミュージックアーティクツのライブイベントに単独で参戦

5分遅れで会場入りしたら、台湾のモッズバンドワンフーが既に演奏を開始していた

 

・Wonfu
ボーカルギターベースドラムのシンプルな構成。たまにボーカルがギターを弾くが基本スタンスはこんな感じ。活動歴が長い割に巧いとはいえないがそつの無いまとまった演奏で好感がもてる。ギターでリーダーのシャオミンのなんともいえないコミカルでテンションの高いMCにほんわかさせられたり、ボーカルのマミがとにかく可愛いかったり見所満載。どのくらい可愛いかというと上村愛子に匹敵するくらいのレベルだ。ステージ衣装もビビッドな色使いでお洒落な印象が◎。楽曲はモッズバンド然とした3分間ポップソングで三声コーラスが場内を包み込んでいた。主催がコレクターズだからか、客層の高さが半端ではない。三十路過ぎの僕が一番下かもしれないくらいの年齢層で、終始好感度高のまま愛らしいバンドという表現がぴったりなナイスなステージングだった。

 

・ねごと
お目当てのガールズバンドが登場。インディーだからかセッティングももちろん自分達でやっていた。ガールズバンドで他のメンバーが小さいからかギターのデカさが際立っている(170cmは優に超えているのではないだろうか)。その長身がステージセンターでジャガー片手にギターを掻き鳴らすので迫力が半端ない。ワンフーもそうだったが最近ボーカルをセンターに置かないバンドが増えている気がする。キーボードの音作り込みが甘いのがいただけないが(サカナクションと比較してしまう)。ガールズバンドらしからぬパワフルなドラムと、センスのよいフリージングを奏でる。ベースのリズム隊に存在感のあるオルタネイティブなギター。そして巧みでキュートな美声のボーカルが生み出す躍動感のあるバンドサウンドは、2010年以降の音楽の未来希望を感じさせてくれるには十分だった。忘れてはならないのが彼女たちの武器である楽曲自体がすこぶる良い事。過剰評価されすぎているチャットなんちゃらよりも数百倍よい。MCでお弁当が出る2階席のあるライブハウスで演奏するのはこの日が始めてという。初々しさを残しつつもそんな事を感じさせない堂々たる演奏というギャップも魅力のひとつ。各プレイヤーの音量のバランスがチグハグで途中聞き苦しい点もあったが(まだまだこれからだろうから問題ないが)全面的に応援していきたいとあらためて強く感じた。まだオムニ1曲しかリリースがないので配信でもいいから音源リリースしてくれないかね。

 

50回転ズは僕の趣向的に聞くまでもない音楽なのでこの日の参戦はここで終了。

こういう優れたバンドを目撃すると久しぶりにバンドやりたくなりますなあ。